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新風館の再開発に思うこと
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昨年4月に閉館して長らく開発ストップしていた新風館。バタバタと閉館したと思えば、空き地状態ののちにコインパーキングという状況でしたので、事情はよくわかりませんが、スムーズに計画が進んだ訳ではなかったのでしょう。

ふと気になって、今日前を歩いてみたら、大林組の旗が立っていて、すでに竣工されていたようですね。

建設通信新聞によりますと、隈研吾建築都市設計事務所のデザイン監修で大林組が施工、完成は2019年8月を目指すそうです。ホテル併設の複合商業施設でこの地域のランドマークとして登場することになります。

しかし、まだ出店する店舗や誘致するホテルは決まっていないようですね。

ジンタ的には期待大と言いたいところですが、果たしてホテルと商業施設が施設周辺の地域全体に影響を与えうる集客力を持ちうるのかと少し懐疑的だったりしています。

ここから先は僕の個人的な妄想的提案です。

そもそも、この地はNTTの土地でかつての電電公社の電話交換施設だったわけです。
京都の電信電話発祥の地という碑も残ってます。

今、アメリカ大統領選や今回の衆議院選挙なんかでも見られたように、電波系メディアの偏向報道が問題となっています。
そして、インターネットにこれらに代わるメディアが芽生えつつあるときでもあります。
今回の衆院選でメディアがあれほどまでに安倍政権批判をしていたのにもかかわらず、有権者が安倍政権を選択としたのはまさに象徴的な出来事だったのではないでしょうか?

NTTは奇しくも通信会社であり、インターネット時代のこれまでと、これからに大きな役割を持つ会社です。

こうしたことを前提に、僕なりにこんな施設を新風館跡に登場させてみてはどうかと、妄想してみました。

それはズバリ、インターネット発信総合施設の開発です。
中心となるシアターと大小さまざまなインターネット発信スタジオを併設した巨大ネット発信基地を創設することです。もちろん、番組チャンネルをネット上に開設し、番組ごとにスポンサーを募って広告費で運営。ネットですから電波法や今までの慣例などにしばられない様々な面白い番組が発信できると思います。

僕はDHCテレビが運営しているネット番組を好きでよく見ていますが、これからの時代はまさにこういうメディアが求められているんだろうと思わずにいられません。

NTTは奇しくも日本の通信の発展に寄与してきた会社。そんな通信会社がNHKはじめ電波を独占する少数の特定テレビ局に正面から喧嘩売っちゃう。
これくら大胆なことをやってくれたら、本当に面白いんだけどなぁ。

面白いだけじゃなくて、今まで議論を避けていた様々なことにも議論が及ぶだろうし、タブーとされていた問題にもメスが入れられる土壌も形成されやすくなるはず。

もともと公社だったNTT。国民に支えられて今にいたることに報いる大きなチャンスを、株主だけが納得するホテル併設商業施設のような安易な再開発などで茶化さず、京都の中心に存するこの地を、再び新しい日本のあり方を模索する中心地として誕生させてほしいなぁと思うのであります。

 - 雑記-diary

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