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本分というものは「やりたいこと」がハッキリわかり、それでもって世の中に役立っていけるという自覚が持てた時に、それを自分の本分であると思えるようになるんじゃないかな
↓に
 

『産業人たるの本分に徹し

社会生活の改善と向上を図り

世界文化の進展に寄与せんことを期す』

これはパナソニックグループの経営理念です。

創始者松下幸之助が生涯かけて磨き上げたこの理念は、パナソニックグループの人達のみならず、多くの産業人が共感共有できる素晴らしい理念じゃないかと思います。

ところで、「ゆるい就職」が最近話題ですね。

若者からは支持を得られてるようですが、少し上の世代からは10年後は大丈夫か?20年後は?という心配の声も。

ボクは一度は正規で就職して、その後カフェを開業して自営という形で生きていますが、気持的には「ゆるい就職」派かな。結局休みなしで働いてるんで肉体的にはゆるくないですが。笑

まぁ、自分のやりたい事を優先して生きると普通はそうなると思うんですよ。

でも、実は「経営の神様」松下幸之助だって自分のやりたい事を優先したんです。

大阪電灯への就職は見習工だった。それも欠員が出るまで3ヶ月待ってようやくの就職でした。

徐々に頭角を現し、電灯工事の采配を振るうまでになったと言います。

その後、自分で考案した配線用のソケットを広めたいという情熱に導かれて独立したわけです。

その後の人生にご興味ある方はコチラを是非ご覧ください。素晴らしいですよ。

冒頭に書いたパナソニックグループの理念にある「本分に徹する」という言葉について、よく考えます。

本分というものは「やりたいこと」がハッキリわかり、それでもって世の中に役立っていけるという自覚が持てた時に、それを自分の本分であると思えるようになるんじゃないかな。

「やりたいこと」だからこそ徹することが出来ると思うんです。

正規採用でもゆるい就職でも見習工でも、その気さえあれば本分を見つけるチャンスは必ずあるもんだと思います。

本分を見つけられれば自ずと情熱を傾けるようになりますよ。

でも、まぁ今は正規雇用で定められた役割に閉じ込められるよりも、「ゆるい就職」のほうが本分に出会えるチャンスは多いかもしれませんね。

思い切ってやりたいようにやってみればいいと思います。

転んでしまうこともあるかも知れませんが、でも大丈夫。

転んだときには松下幸之助のこんな名言を思い出してください。

「こけたらたちなはれ」

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