「マスターはどうしてカフェはじめたの?」
Cafe JintaスタッフのAコちゃんからふと聞かれたこの質問。
まぁ、経緯をイロイロと話してたんですが、
そう言えばそういう事忘れてたなぁ~と初心を思い出す
いい切欠をくれました。
20代を会社員として過ごしてた頃、ボクの生きがいは音楽でした。
毎月毎月ブルースのライブを演ってました。
音楽を通じて色んな人と出会い、一緒に演奏しました。
本当に音楽がボクの生活を豊かに潤せてくれてたんですね~。
ブルースが好きすぎて、3年に1度くらいのペースでブルースの本場
シカゴで開催される「シカゴブルースフェス」に行ってたなぁ。
オヘア空港に降り立つと、早速通路でストリートミュージシャンが
お出迎え。
バスに乗ると運転手は歌いながら運転し、降りる乗客一人ひとりに
「Give me smile♪」。
フェスの開場では小さな子どもたちが、ブルースに合わせて踊ってる。
文字通り街中で生きた音楽が流れ、人種・老若・男女問わずみなが
ブルース楽しんでるんですよ。
ホンマに最高やったなぁ~。
30歳に近づくにつれ悩み事やストレスも増え、辛くなって限界
なったころ、救ってくれるのは何時も音楽でした。
それでも結局は鬱病になっちゃって、音楽すらも遠ざけちゃって、
2年間ほど臥せっちゃいまして、悶々と悩み続けたんですよね~。
で、初心に戻ろう、音楽に戻ろう、って思えた時に吹っ切れた。
あぁ、こりゃ音楽に恩返ししなアカンなぁ~と思ったんですね。
で、そこからまた紆余曲折して辿り着いたのがカフェ開業だった
というわけです。
あの、シカゴで味わったあの空気・空間。
小さくってもいいから、あの世界をつくろうって。
Jintaを初めていつの間にやらもう8年です。
その間、正直店を保つのが精一杯でした。
近頃、ちょっとそこから抜けられた気がします。
そろそろ初心に戻るべき時なんだなぁって、、、。
11/7(木)のツインズライブで再出発!
沢山の人と一緒に楽しめたらなぁ~と思います。
そんな風に思わせてくれたスタッフAコちゃん、
ありがとう!