第1章:カミさんの一言に潜む違和感
うちのカミさんが、「年金って老後の安心のために必要よね」と言いながら、ニュースを見て急に顔をしかめたんですわ。「えっ? パートの人まで年金加入? 手取り減るじゃない!」ってね。
まさに、その“矛盾”が、今の年金改革の本質を突いてる気がしてならないんです。政府が閣議決定したという「年金制度改革法案」、中身を見てみれば、いわゆる「106万円の壁」――週20時間以上働けば、年収関係なく厚生年金に加入――という新たな仕組みが導入されるって話ですよ。
パートや短時間労働者にとって、保険料負担が新たにのしかかる。要は、「働けば働くほど手取りが減る」構図がまた一歩進んでしまうってわけです。
第2章:改革の顔をした「静かな増税」
この法案、SNS上でも騒然としてますな。「これって、また増税じゃん!」「手取りが減るってこと、誰も教えてくれなかった」といった声が飛び交ってる。
政府側は「将来の年金受給額が増えるから」と言ってるらしいですが、今の生活がカツカツな庶民にとって、「いつかのために今を削れ」って理屈は、どうにも通じない。カミさんも「老後が大事って言うけど、今日の食費も気になるのよ!」って言ってましたからね。
結局、「社会保障のため」と言えば聞こえはいいが、実態は“静かな増税”。いや、静かどころか、庶民の家計には響き渡る鈴の音のようです。
第3章:積立金の使い道と、“目玉”の失踪
で、この法案、もともとは“基礎年金の底上げ”――就職氷河期世代を救う目玉政策――も含まれる予定だったんですよね。それが自民党内から「厚生年金の積立金を使うな!」って声が上がって、今回スルー。なかったことにされたって話で…。
いやね、うちのカミさんですら「若い頃の非正規の人が将来困るのは分かるけど、その分を企業と現役が出すってのは違わない?」なんて疑問を口にしてた。やっぱり、年金って“世代間”の利害がぶつかる制度だってことを、改めて思い知らされますわ。
政府が打ち出す「改革」は、肝心の弱者救済を後回しにして、取りやすいところから取る構図になってはいませんかねぇ。
第4章:誰のための「改革」なのか
参院選も近いというのに、こんな火種のような法案を出すとは…。しかも、与党内ですら割れてて、予定より2カ月遅れの提出。何をそんなに焦ってるのかと思いきや、「投げやりなんじゃないか」とすら感じさせる。
「誰かの指令で動いてるんじゃ…」という声がSNSで囁かれるのも無理はない。思い出すのは、かつて民主党政権時代の消費税増税決定。あのとき消費増税決めた後の野田政権はその後の選挙で敗退。
いや〜、今回も同じ匂いがするんですよ。「改革」と言いながら、国民の声をすり抜けていく。誰のための政治か、分からなくなっちゃいますねぇ。
まぁ、私にゃ難しいですけどねぇ…
年金改革ってのは、どうやら“安心”のためじゃなく、“徴収”のためだったみたいですわ。