第1章:うちのカミさんが言うには
いや〜、昨日の話なんですけどね、うちのカミさんがテレビのニュース観てこう言ったんですよ。 「マッチングアプリで結婚なんて、ちょっと味気ないわよねぇ。でも〇〇ちゃん、そこで出会ってうまくいったんだって。時代ねぇ…」と。
これがまた、カミさんらしいというか。古風な価値観と現代の合理性の間で揺れる庶民感情ってやつですかね。 でもこの感覚、どうも今の政策と噛み合ってないように感じるんですよ。
第2章:報告書の内容とその狙い
さて、5月15日、こども家庭庁の作業部会がまとめた報告書が出されましてね。 「若者の結婚を後押しする方策」という看板のもと、安全なマッチングアプリの推進や婚活支援策の検証、AI活用などが盛り込まれている。
インターネット調査によれば、既婚者の4人に1人がマッチングアプリで結婚相手に出会っているとのこと。なるほど、数字の上ではアプリが一定の役割を果たしているわけですな。
しかし一方で、未婚者の8割以上は「結婚したい」と回答しているのに、現実には未婚率が上がる一方という。
第3章:ズレた現実とのギャップ
ここで私、ひとつ首をかしげるんですよ。結婚の希望はある。出会いの手段も進化している。なのに結婚しない若者が多い。これ、原因はアプリの安全性とか認知度の話だけじゃないような気がするんです。
結婚ってのは、生活の安定や将来設計が前提になる。収入、雇用、住環境、教育費…。そうした根本の課題に目を向けないで、技術や仕組みだけ整えたところで、うまくいきますかねぇ?
私としてはね、まず若者が希望を持てる社会、腰を据えて将来を描ける土台を作ることが先じゃないかと思うんですよ。
第4章:皮肉な結末と昭和のつぶやき
報告書では「AI活用」や「好事例の展開」なんて立派なことも書かれてますけど、なんだかテクノロジーに頼りすぎてませんかね。 そのうち、合同結婚式をAIがプロデュースして、婚姻届はブロックチェーンで管理――なんて話にならなきゃいいんですがねぇ。
私ゃ昭和の人間ですから、出会いってのは、ふとしたきっかけとご縁の積み重ねで、そこに情と覚悟が伴うもんだと思ってまして。 まぁ、今の時代にそれを押しつけるつもりはありませんが、「結婚=アプリで最適化」って短絡的に進めるのは、ちょっと違う気がするんですよ。
誰のための政策かって話ですよ。ほんとにねぇ。