先日新しい生活をスタートさせました。
といっても実際のところは7月1日からのことで、もう1ヶ月が経過しちゃいましたが。
京都から滋賀県大津市に引っ越しました。
息子が来年から小学校ということで、予てから引っ越す予定ではあったのですが、少し予定が早まってこの夏に引っ越しました。
新居というか元々は僕が独身のころに住んでいたところなので、僕にとっては懐かしの我が家に帰ったというところですが、家族と共に引っ越したので新居に移った気分です。
さて、新しい生活はどうかというと、ズバリ一言、とても快適です。
歩いて3分のところに大きな公園があって、そこには市民プールもあります。安いし平日は空いているので、息子は毎日のようにプールに通っています。
自転車で10分も行けば山歩きを楽しめる参道があって、インディー・ジョーンズのDVDを観たばかりの息子は「探検」に胸はずませてました。
更に車で15分走れば、清流で川遊びもできます。
独身の頃は一人で家の周りを楽しむなんてことがなかったので、こんなに環境に恵まれていたなんて、今更ながら驚いています。
この環境で息子がどんなふうに育つのか、これもまた楽しみとなりました。
仕事はというと、家を引っ越したからと言って、カフェまで引っ越したわけではないので、大津から店まで片道1時間の通勤生活です。
友人の多くが「滋賀から京都まで通うなんて信じられない!」なんて反応をしてましたが、僕は元々住んでたところだし、大学も務めた会社も京都だったので、気にもとめてませんでした。
僕が通う時間は通勤ラッシュと時間がずれているから、混雑からくるストレスはないし、その1時間は考え事をするにはちょうどいい時間のように思います。。
京都で生まれ育った家内のほうは、初めて京都から出るというので、見ず知らずの地に行く不安は強くあったようですが、自然に囲まれて暮らすことの満足感に不安はすっかり解消したようです。
今までは心にゆとりを持てなかったのか、僕も家内もどこか切羽詰まっていて、僕は少しでも売上をと考え、家内は少しでも節約をと、人間らしさより、家庭に問題解決案件ばかりが充満していたように思います。
店を休んでも、買い出しやら、店の用事ばかりで、家族で休暇を楽しむということが中々できなかった。
それが引っ越したことで、心にゆとりが出来たのか、僕も家内も生活も仕事も、心から楽しくできるようになったと思います。もちろん休日も休日らしく過ごすようになりました。
カフェジンタは空白を重んじるお店として営んでいます。(詳しくはホームページをご覧ください。)
その空白は、今まで僕自身がカフェジンタに望んでいたことだったのかもしれません。
これからは僕自身がもっとカフェジンタに一体化して、心地よい空白を提供できるようなれたらいいなぁと思ったりする今日のこの頃です。
No space , No life!
オノジンタ