さて、前回のブログで家内を褒めたたえる記事を書いたのですが、今回はその後編です。
今年の初めに愛娘が生まれまして、ようやく悪阻からも解放され、赤ちゃんがやってくるという幸福に満ち満ちの我が家だったのですが、それも束の間にまた家内に苦痛の日々がやってきちゃったんです。
産後まもなくのことです。家内の全身に蕁麻疹が発生。本人曰く相当な痒みで、ロクに眠れないとのこと。
僕も疲労がたまると蕁麻疹が出ることもあるので、その辛さはわかります。
でもこれ、産後間もない母親にとっては産前の悪阻に負けず劣らずの辛さ。
産後間もない赤ちゃんは数時間おきに目を覚ましますから24時間体制ですし、その世話の合間に眠らなければいけませんが、この間も蕁麻疹の痒みでまともに睡眠なんてできません。睡眠不足がまた疲労を増長させて蕁麻疹を悪化させていきます。普段なら気にならない諸々も気になるようになり、僕や息子の素行ですらストレスになっちゃう。
赤ちゃんのことがなければ薬で発生も抑えることもできるし、少し眠剤の力を借りることも可能なのかもしれませんが、やはり母親、母乳をあげたいし薬は我慢してました。そうすると少ない睡眠のチャンスですら眠れずストレスをさらに溜め込む悪循環です。
我慢するとは言ってもこのままの状態でいつまでも続けることもできませんので、いつも息子がお世話になっている皮膚科を受診して授乳できるギリギリのところで飲める蕁麻疹の薬を出していただきました。
残念ながら焼け石に水でした。生活のすべてがストレスとして家内にのしかかっていきます。ストレスを減らしてあげようにも、家事の手伝いをする程度の協力しかできないし、赤ちゃんの世話もミルクをあげたりオムツを替えたりする程度が関の山。
手の打ちようがないストレスフルな日々が2か月ほど続きました。
しかし、今振り返ればこの日々は僕たち家族にとっては苦しい日々の序章のようなものでした。
この後更なる悲劇的な苦痛が家内に襲いかかってしまったのです。
長くなりますので、続きは記事を改めて書くことにします。