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Gmailエンコード設定が消えた問題について対処方を考えてみた
↓に
 

先日(2015年6月6日)から突然、一部の送信メールに文字化けが発生するようになった。
僕の場合はカフェの食材発注に使用しているインターネットFAXが文字化けする状態となり、発注が業者に伝わらずトラブルが立て続いた。

調べてみるとアップデートが行われた際に、送信メールのエンコード設定が書き換えられたようだ。
以前も同様のトラブルがあり、設定ページからエンコードの設定を変更してやれば解決したのだが、今回はその肝心の「送信メールのエンコード」設定項目が消えてしまっており、gmailのフォーラムでも同様の報告がされていた。
現在のところ公式の発表がないので、ウェブのGmailページでは対処のしようがない状態だ。

https://productforums.google.com/forum/#!topic/gmail-ja/ONkkit3FULU

そこで、考えてみたのだが、Googleが提供するwebページのインターフェースで起こっている問題だと仮定すれば、エンコード設定をUTF-8に設定したメールソフトからGmailの送信サーバーに直接送ってみたらいけるのではないだろうか?
【注 2015/6/18】この想定は若干間違いがあることが判明したので、参考にされる方はページ最下部の追記内容を必ずお読みください。

ということで、ubuntu標準のメーラー「sylpheed」を使って送ってみた。
すると、そちらはそちらで問題がありgmailに下記メールが届いた。

このログイン試行がご自身によるものでない場合
[アカウント アクティビティ] ページ(https://security.google.com/settings/security/activity)で、不審なアクティビティがないかどうかご確認ください。あなたのパスワードを知っている誰かがあなたのアカウントへのログインを試行しました。パスワードを早急に変更することをおすすめします。

このログイン試行がご自身によるものである場合
Google が提供するアプリ(Gmail など)に切り替えてアカウントにアクセスするか(推奨)、https://www.google.com/settings/security/lesssecureapps で設定を変更して最新のセキュリティ標準によるアカウントの保護を無効にすることができます。

詳しくは https://support.google.com/accounts/answer/6010255 をご覧ください。

今後ともよろしくお願いいたします。
Google アカウント チーム

指示に従いアカウントアクティビティを確認、保護の無効化を実施することで、文字化けせずにメールを送信できた。

おそらく今回の問題はGmailのインターフェースで発生しており、それを経由せずに送信サーバーにメールを送れば、とりあえずの対処はできることがわかった。

ただし、問題点が2つかある。
①保護を無効化するので脆弱となる。(この記事を参考に処置される場合は自己責任でおねがいします。)
②どのクライアントからでも手軽に送受信できるという一番の利点が無効となってしまう。

やはり、Googleさんには早急に対処解決いただきたいところだ。

ちなみにメールソフトでGmailアカウントのメール送受信を行いたい場合は、「メールソフト gmail」で検索すれば方法が沢山出てくると思う。

(2015/6/18 追記)
先に書いたGoogleのフォーラムにコメントしたところ、gmailのエンコード設定がutf-8に統一されたようだという指摘をいただき、詳細確認したところ、下記のような結果となった。①Gmailブラウザ送信(一部の送信先で文字化けを起こしている送信)
Content-Type: text/plain; charset=UTF-8
②メールソフト(文字化けが発生しなかった送信)
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP恥ずかしながら、utf-8で送ると文字化けが解消されていたのではなかったようで、私の場合はgmailのブラウザページで設定できないcharsetをメールソフトで違う設定(私の場合はISO-2022-JP)で送ることで、文字化けが解消したということだったようだ。

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