Jinmas chips

自信と誇りをもって目の前のインターホンを鳴らそうじゃないか
↓に
 

カフェジンタの社員やスタッフ達に時々尋ねる事があります。

「人間にとって一番大切な事って何やろね?」

唐突に聞かれても答えられる事じゃないですよね。笑

だから答えは特に求め無いんです。

それに絶対的な正解がある事でもないし。

ただ、これを常に考えて自分なりの答えを探していくことが凄く大切だと思うんです。

で、僕なりはどうかというと、こうです。

「命を繋いでいくこと」

今僕があるのは無数のご先祖が命を繋ぎ続けてきたからで、次の世代を残すという結果を出し続けてきたからだと思うんです。

実際あらゆる生命がこの事を大切にし、それぞれに努力を積み重ねて進化してきました。

カフェもウーバーイーツも飲食の提供が仕事な訳ですが、僕は飲食の提供をするという事は直接的には明日に命を繋げるお手伝いをしているし、間接的に次世代の命を作るお手伝いもしていると思っています。

命を繋ぐために飲食に携わる先人のなした無数の努力が今の仕事の形になっているし、これからの為に微力ながら飲食の進化に寄与していきたい思います。

ところで、話が急に変わります。

今日ジンタのウーバーイーツ注文を取りに来た配達員との会話です。

彼のプロフィール写真がなかなかキマってて芸能人のプロフィール写真のような写りだったので、「俳優さんか何かをしてるんですか」と尋ねました。

彼は冗談抜きの真顔でこう答えたんです。

「それだったら、こんな仕事なんかしてません。」

思わず聞き直してしまいました。そして次の瞬間には頭に血がのぼっちゃいまして、つい言ってしまった。

「ケンカ売ってんのか!?」

いやはや、年甲斐もなく恥ずかしい。

しかしですよ、そんな事言いますかね?

自分自身を卑下するのは勝手だが、その仕事を共有してる相手に「こんな仕事」はないだろう。この仕事に携わっている全ての人に対して失礼ですよ。

その後しばらく考えてたんです。なんであんな考えになるんだろうかと。

そこで、冒頭の話に戻るわけです。

今の時代、価値観の多様化だとか、グローバリズムだとか、本来一括りにすべきでないものを無理やり一括りにしてしまおうとする社会にあって、人間にとって一番大切な事を問う事がタブーにすらなろうとしてるのではないだろうか。

だから大切なものを見つけられない。いや探そうともしてないのかもしれない。

人間にとって大切なものを探し求め、それを実現できるように仕事に反映させていく。そうする事が結果的に人の為になり、受け入れられ成功へと繋がっていくのだと思うんです。

なのに今の世の中、一発当てることばかりが注目を集め、そこに人が群がり虚しい馬鹿騒ぎをしています。某会社の社長さんのお金のばら撒きがまさにそれですよね。

そんな事に目を奪われる事なく、自信と誇りをもって目の前の仕事に取り組みましょうよ。

どんな仕事にも人間にとって大切な事を追求し反映する余地は絶対にあります。無限にあると言ってもいいです。

明日に命を繋ぐお手伝いがウーバーイーツという仕事ならば、素晴らしい仕事じゃないですか。

自信と誇りをもって目の前のインターホンを鳴らそうよ。

 - カフェ経営-cafe work, レストランパートナー, 生き方-life, 配達パートナー

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。