ボクが営むお店はCafeJintaです。
だから、ボクは「ジンタさん」と言われることが多いです。
でも、意外とボクの中ではそれを拒絶する気持ちがありました。
ボクには親にもらった「仁士(ヒトシ)」という名前があり、それに頑なでした。
だから、店に来られた方に「ジンタさんですか?」って聞かれたら、
つい、「いやいや、ジンタはお店の名前なんですよ〜。」なんて答えてた。
多分無意識の内にCafeJintaに縛られるのを拒否していたんだと思います。
人のPC環境のメンテナンスしたり、ホームページ作ったり、ライブやイベントの企画をしたり、このブログで発信をするのも自分だし、まだまだ自分を固定したくなかったから、カフェオーナーとしての「ジンタ」だけに収まりたくなかった。
で、オモシロタノシストに相談したんです。
オモシロタノシストとは、京都カフェの先駆者(Cafe Salon)であり、TPOカンパニーというデザイン会社の社長として面白楽しい生き方を提案する人、田井さんのことです。
店の経営や、家族のこと、趣味の音楽のこと、倫理感、思想めいた話まで、フランクに色々話しあう仲。時には朝イチ珈琲を共にし、時には深夜のワインを酌み交わしながら、親しいお付き合いをさせていただいてます。
そんな田井さんから一言「『オノジンタ』でいいじゃないですか。」
ホンマですわ。
CafeJintaはボクの一部(カフェ的な部分)だと、だれもが思っているんです。
ボクだけが思っていなかった、と気づいた瞬間です。
CafeJintaはボクが作った店でありながら、ボクはCafeJintaに就職していたんです。
「オノジンタ」は、『その就職感拭いとりなはれ』ってな提案なわけです。カフェはもちろん、webでも音楽でも活動全般を「オノジンタ」としてすればいいじゃないですかと…。もう、反論の余地ないですね。笑
そんな訳で名刺を作ってもらいました。そして今日、田井さんがその名刺を作って届けてくださいました。
今日は「オノジンタ」が生まれた日です。