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糖質制限 10ヶ月目のレポート⑧
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【大切なことは理解すること(まとめ)】

シリーズ化して書いてきた「糖質制限 10ヶ月目のレポート」。今回で一区切りにしようと思う。

大事なことは糖質を過剰に摂取しないようにすること

は僕、は家内、は5歳の息子、それぞれの体験を僕の主観でレポートした。

糖質制限というのは、これまで一般的な概念として考えられてきたものを否定し、新たな考え方に基づいて自分の健康を試行錯誤する作業の一つのあり方なんだと思う。

一般的な概念というのは例えばこちらにあるような内容。国家が基準としているのだから、糖質制限という食事バランスは一般的な見方では偏った食事ということになる。

この差異に関する議論については専門家の方たちにお任せして、僕は家族と僕の健康について純粋に責任を持ちたいと思っている。

僕達に限ってではあるが、自分や家族の食事傾向としては糖質制限をしたほうが、結果的にはバランスが取れるように思うので、その食事のあり方を採用した。

だが、大事な事は糖質を過剰に摂取しないようにすることであって、糖質制限という生き方に執着するのではない。

方法の一つとしてそれを活用するということだと考えている。

判断材料を収集し自分たちにとって最適な選択をする

糖質制限を方法の一つとして活用すると表現したのは、グルコーススパイク(食後高血糖)は肥満や糖尿病その他の現代病を引き起こすので、予防できるような食事の仕方ができれば、一汁三菜腹八分目でもいいし、食べ順健康法でも、プチ断食でも同じ成果があがるはずで、唯一絶対の方法ではないと思うからだ。

ただ、恥ずかしながら僕達家族の場合は、なんにも気にせず健康を維持できるような、凛とした姿勢を持ちあわせていなかったので、健康の維持ではなく、改善を必要とするレベルなのだと、僕は判断した。

故に改善を目的とした食事のあり方を取り入れ、生活を律する必要がある。

とすれば、今この時点においては糖質制限がベストな選択というわけだ。

日々直面する諸々の事案について、判断材料を収集し自分たちにとって最適な選択をするのが家族に対する僕の考え方であり、責任だと思っている。この選択もその一つである。

カフェジンタでは近いうちに「糖質制限オプション」を正式にメニューに投入する予定

また、僕は飲食店を経営する身でもある。

1年間に延べ1万5千人以上の人に対する食事を提供するものとして、一般的な概念ではお客様の健康を留意したバランスの献立にしているつもりであったが、残念ながら今のところは糖質の特徴を充分考慮したメニュー構成とは言えない。

ご来店頂いた方はご存知かと思うが、カフェジンタはプレートスタイルの食事メニューを用意している。

メインにサラダ+おかず3品、そして玄米ハーフのご飯という構成だ。

カフェジンタのプレートメニューについて、その糖質量について計算してみたところ下記のようになった。

 1食あたりの糖質量 : 94g
 ご飯抜きの場合の糖質量 : 22g
 ご飯半分の場合の糖質量 : 41g

 参考)糖質制限 : 20〜40g
 参考)スーパー糖質制限 : 10〜20g

更にでんぷん質の副菜などを調整しサラダを増量すれば、メイン料理はそのままでバリエーション変更なく1食あたり糖質17gのスーパー糖質制限メニューを用意できる計算だ。

すでに糖質制限を共有している一部のお客様には、スーパー糖質制限のメニュー提供を開始している。

近いうちに「糖質制限オプション」を正式にメニューに投入し、糖質の特徴にも配慮した食事の選択ができるようなマイナーチェンジをする予定だ。

それぞれに適した健康プログラムを柔軟に採用し、健康の向上に活用すればいい

シリーズを通して色々と書いてきたが、僕はなんと言っても糖質制限を楽しんでいる。

糖質制限の面白いところは、オープンでフリーだということだ。

原理は至ってシンプルであり、わかりやすい。

自らの食生活に採用することで、さまざまな変化や結果を得ることができるのだが、それらの因果関係をドキュメントと照らしあわせて検証しながら、理解を深めていくことができる。

理解が深まれば、実践を続けるだけで応用範囲を広げていくことができる。

例えば、ダイエットという目的で始めた糖質制限は、それに留まらず、睡眠や肩こりが改善し、その因果関係に気づき、そして更に精神の安定につながることを期待が持てるようになる、といった具合に。

それらは医学的な専門知識など必要とせず、ネット上の情報だけで充分理解できるものであるし、もし身近に詳しい人がいれば、対話するだけでも、どんどん前進していけるものだ。

その前進の行き着く先に、健康に関する多くの悩みの根本的な原因を発見できるかもしれない。

少なくとも僕ら家族にとってはそうである。

糖質制限は自分の体に自分で責任を持つ考えを育み、様々な試みと経験を多くの人と共有しあいながら確立を目指すための、オープンソースな健康プログラムのようなものだと思う。

テレビや雑誌などで宣伝的に取り上げられ一時的な流行が発生しては消えていく健康法と異なり、SNSやブログを通じた広がり方が特徴的で、インターネットによる情報共有できる仕組みが、糖質制限の実践者を徐々に確実に増やしているように思う。

そしてこの健康プログラムは自己責任を重んじるという点でもオープンソースである。

糖質制限の実践は、魔法のプログラムとは言えないことも事実だ。

この記事にあるように、医師の間でも意見が別れ賛否両論あり、まさに議論の真っ最中というわけだ。

前提として糖質を過剰に摂取すれば健康に支障をきたすという考えは、誰もが認める事実である。

この中核部分に、どのような健康プログラムを実装するべきかは自己責任なのである。

我々は医師のように一つの見解を持つ必要はない。

論争に参戦し、どちらかの立場に立つ必要もない。

それぞれに適した健康プログラムを柔軟に採用し、健康の向上に活用すればいいのである。


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